
限定250エディションの貴重なコレクション
今回ご紹介させていただきます作品は、フランスを代表する巨匠:ラウル・デュフィの没後50周年を記念して製作された代表作7点、各作品、限定部数250部の貴重なコレクションです。
※1/250〜250/250までの250部と、ミュージアム用非売品(H.C.)として刷られた30部以外は、一切制作されていません。
伝統の石版画工房「ムルロー工房(現イデム工房)」
今回の作品は、20世紀を代表する偉大な芸術家たち - ユトリロ、ボナール、ヴラマンクをはじめ、シャガール、デュフィ、ピカソ、ミロ、マティス、レジェ、コクトー、ジャコメッティ、ダリ、ビュッフェ、ル・コルビュジエなどが、版画を制作を行った、1914年創設の石版画工房「ムルロー工房(現イデム工房)」にて制作されました。
「デュフィの作品管財人ファニー・ギヨン・ラファイユ氏の作品証明書」が添付
本作品は、ラウル・デュフィの作品管財人であるファニー・ギヨン・ラファイユ氏と、フランス芸術化著作権協会(ADAGP)の厳正なる管理のもとに制作されました。
作品は、複数のプロフェッショナルと、ファニー・ギヨン・ラファイユ氏の厳しいチェックを受けた後、作品下部中央にムルロー工房の刻印、左下にADAGPの認証エンボスが刻印され、作品右下の余白部分にはデュフィのペンサイン、画面左下部には刷師ヤニック・サバティエのサインが、それぞれ版上サインとして刷り込まれています。
また、これらの作品にはすべてファニー・ギヨン・ラファイユ氏の作品証明書が添付されます。
【第一弾】ラウル・デュフィ限定特価作品
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「モーツァルトに捧ぐ」
技法:リトグラフ
額寸法(約):72.0×84.0cm
限定部数:250部
価格:217,350円(通常価格241,500円)
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「ヴァイオリンのある静物」
技法:リトグラフ
額寸法(約):78.0×88.0cm
限定部数:250部
価格:255,150円(通常価格283,500円)
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「オーケストラ」
技法:リトグラフ
額寸法(約):72.0×84.0cm
限定部数:250部
価格:217,350円(通常価格241,500円)
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「ニースのカジノ」
技法:リトグラフ
額寸法(約):74.0×94.0cm
限定部数:250部
価格:255,150円(通常価格283,500円)
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「モンソネスの私たちの家」
技法:リトグラフ
額寸法(約):75.0×78.0cm
限定部数:250部
価格:255,150円(通常価格283,500円)
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「アネモネ」
技法:リトグラフ
額寸法(約):55.0×70.0cm
限定部数:250部
価格:170,100円(通常価格189,000円)
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「リベラシオンのメニュー」
技法:リトグラフ
額寸法(約):45.0×38.0cm
限定部数:250部
価格:113,400円(通常価格126,000円)
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ラウル・デュフィとは...
ラウル・デュフィは、ル・アーブルの市立美術学校、国立美術館(エコール・デ・ボザール)で、伝統的な教育を受けたが、それに満足することなく、印象派、フォーヴィスム、キュヴィスム、など当時の前衛的なスタイルを積極的に取り入れ、晩年まで次々と作風を変化させていった。「色彩の魔術師」、「色彩の詩人」と呼ばれ、自らの人生を「色彩のための戦い、色彩の魂である光のための戦い」と表現している。明るく、鮮やかな色彩で描かれた作品の数々は、その言葉を体現しており、真に彼の人生そのものであると言える。
ラウル・デュフィの略歴
1877年 |
北仏の港町ル・アーブルに9人兄弟の長男として生まれる。家族全員が音楽好きで、プロまたはアマチュアの音楽家としてその後活躍している。 |
1900年 |
市から奨学金をもらい、パリの国立美術学校に学ぶ。 |
1905年 |
マルケやマチスと知り合い、フォーヴ(野獣派)の洗礼を受ける。 その後キュビスムの流行と共にブラックに惹かれ、立体派風の風景を描き、さらにセザンヌの構成にも関心を示した。 一時、生活のためポール・ポワレ衣装店でデザインの仕事をし、装飾美術の分野でも頭角を顕す。その要素を絵画にも取り入れ、次第に独自の世界が形成される。 |
1919年 |
アポリネールの『虐殺された詩人』、マラルメの『恋歌』の挿絵を制作する。 |
1922年 |
シチリア旅行の後、独自の様式が確立される。シチリアを中心とする地中海風景や海水浴場、また競馬場や音楽界の場面などを、リズミカルな筆致で明るく生き生きと描いている。 |
1937年 |
パリ万博、電気館のパヴィリヨンのための壁画「電気の精」(高さ10メートル、幅60メートル)を制作する。 |
1942年 |
スペイン国境近くのペルピニャンに移る。数年にわたるペルピニャン時代が、最も円熟した実り多い次期で、裸婦を配したアトリエ風景が多く描かれる。油絵の他にも水彩画をよく制作し、その瑞々しい色彩感と躍動感は、水彩の名手と称えられた。版画は初期に木版、後には石版・銅版を手掛ける。 |
1953年 |
死去。享年76歳。 |
2003年 |
デュフィ没後50年を迎え、パリのマイヨール美術館、ル・アーヴルのアンドレ・マルロー美術館他数箇所において、大規模な追悼回顧展を開催。 デュフィの描く単純で軽快な線は心地よく装飾的で、華麗な色彩の広がりと見事に調和している。作品はパリの国立近代美術館をはじめ、世界各国の美術館に永久コレクションとして保存されており、今日も20世紀の巨匠としてデュフィ芸術の再評価が世界的に行われている。 |
ラウル・デュフィ---作品収蔵美術館
【フランス】オルセー美術館、パリ国立近代美術館[ポンピドーセンター]、パリ市立美術館、装飾芸術美術館、カルナヴァレ美術館、ナンシー美術館、オルレアン美術館、ランス美術館、ジュール・シュレ美術館
【アメリカ】メトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館[MOMA]、ブルックリン美術館、ナショナルギャラリー、フィリップスコレクション、バーンズコレクション、サンフランシスコ近代美術館、フォッグ美術館
【日本国内】群馬県立近代美術館、宇都宮美術館、笠間日動美術館、うらわ美術館、ブリジストン美術館、国立西洋美術館、鎌倉大谷記念美術館、箱根芦ノ湖美術館、愛知県立美術館、三重県立美術館、伊丹市立美術館、ひろしま美術館、大原美術館、島根県立美術館、鹿児島市立美術館
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