日本画
> 大山 忠作 |
大山 忠作描写技術の高さには定評がある。描きたいものを描くという姿勢から、人物画、宗教的作品、花鳥、風景と題材も多岐にわたり、画家としてのスケールの大きさとさらなる可能性を感じとることができる。又、鯉を画材とした作品を得意とし、美術市場での人気は高いものがある。代表的な仕事のひとつに成田山新勝寺光輪閣襖絵(1980・84・92年)、作品集として「大山忠作画集」(1982年・講談社)、「大山忠作画集」(1994年・朝日新聞社)がある。 |
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▼ 大山 忠作の略歴 | |
大正11年 | 福島県二本松市に生まれる。 |
昭和18年 | 東京美術学校(現東京芸術大学)日本画科卒業。 |
昭和21年 | 第2回日展初入選 |
昭和27年 | 第8回日展特選・白寿賞(同1955年)、及び朝倉賞を受賞。 |
昭和30年 | 日展特選、白寿賞を受賞。 |
昭和37年 | 初個展(銀座・文芸春秋画廊) |
昭和42年 | 法隆寺金堂壁画再現模写に従事 (〜1968) |
昭和43年 | 第11新日展文部大臣賞を受賞。 |
昭和48年 | 日本芸術院賞を受賞。 |
大山忠作─今日と明日展(銀座松屋) | |
昭和55年 | 大山忠作襖絵展(日本橋三越・仏マルモッタン美術館他) |
昭和56年 | 大山忠作日月春秋展(銀座松屋) |
昭和59年 | 大山忠作襖絵展(日本橋三越・福島県文化センター) |
昭和61年 | 日本芸術院会員となる。 |
平成4年 | 成田山聖徳太子堂壁画展(日本橋三越) |
平成5年 | 画業50年記念大山忠作展(日本橋高島屋他) |
平成8年 | 勲三等瑞宝章 |
平成9年 | 大山忠作展(日本橋三越) |
平成11年 | 文化功労者 |
現在 | 日本芸術院会員 日展常務理事 |