日本画
> 平松 礼二 |
平松 礼二青年期に会場芸術を提唱した青龍社に所属して以来、大作の連作を精力的に発表し、日本画壇の中でも最も注目を集める作家の一人に数えられる。取り上げた連作のテーマには、「路」「雨」「中国」「東京」「ニューヨーク」などがあり、自然の山野の情景や人工の都市景観を、時には優美に、時には前衛風に、大胆かつ鮮烈に描写し、幅広い表現の可能性を感じることができる。 |
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▼ 平松 礼二の略歴 | |
昭和16年 | 東京都中野区に生まれる。本名邦夫。 |
愛知大学卒業 | |
昭和35年 | 青龍社第32回展で初入選。以後、青龍社の解散まで横山操を目標に青龍社展に出品を重ねる |
昭和51年 | 春季創画展に初入選する |
昭和52年 | 第4回創画展に初入選し「路-初冬」で創画会賞・春季展賞(以後出品)受賞。創画会会友となる。この年礼二と改名する |
昭和53年 | 山種美術館賞展出品 |
昭和54年 | 第1回中日大賞展大賞受賞 |
昭和55年 | 第2回セントラル美術大賞展優秀賞受賞 |
昭和56年 | 世界の画家10代の作品展(北海道) |
平成元年 | 今日の日本画-第10回山種美術館賞展(山種美術館)に「路-『この道』 を唄いながら」を推薦出品、第10回山種美術館大賞受賞 |
平成6年 | 多摩美術大学教授に就任 |
現在 | 無所属 |