母子像 - パブロ・ピカソ

リトグラフ、画面:57.0 x 45.0 cm

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作品解説

ピカソの遺族によって公認された複製リトグラフのコレクション。パブロ・ピカソの死後、孫のマリーナ・ピカソが、彼女自身が相続したオリジナル作品をもとに制作したリトグラフ。

技法

リトグラフ

サイズ

画面:57.0 x 45.0 cm 、シート:75.5 x 55.5 cm

制作年

1981-1982年、原画制作年は1925年頃

サイン

右下にマリーナ・ピカソによるサイン"Collection Marina Picasso"

エディション

500

状態

額付、良好

メモ

価格

315,000円(税込)

作家のご紹介

1881年
スペイン南部マラガ生まれ。バルセロナに転居後、美術学校に入学。
1897年
マドリードのサロンで入選。
1900年
パリを訪問。
1901-04年
青の時代と呼ばれる時代。友人が自殺。パリとバルセロナを行き来する。エル・グレコの影響を受ける。
1904年
パリのモンマルトルに住む。マックス・ジャコブや詩人のアポリルールらと交遊。バラ色の時代と呼ばれる時(ピンクやグレーの色調で道化師などを描く)。
1906-07年の「アヴィニヨンの娘たち」で対象の造形形態を追求する「キュビズムの時代」へと入る。
1908年-
ジョルジュ・ブラックらとキュピズムに取り組む。
1917年
ジャン・コクトーらとローマ、ナポリなどを訪問。ローマでは「パラード」の衣裳や舞台装置、幕などのデザインを担当。「新古典主義」の源となる。
1918年
オルガと結婚。
1925年
シュルレアリスムに接近。
1927年-
マリー・テレーズと恋愛関係に。その後、モデルとして肖像画などを描く。
1930年
ボワジュールの城を購入し、彫刻やミノタウロスをテーマとした版画を制作。
1935年
妻オルガと別居。マリー・テレーズ出産。
1937年
パリ万博スペイン館で「ゲルニカ」発表。
1943年
女流画家フランソワーズと出会う。3年後には一緒に生活を始める。
1949年-
フランソワーズ出産。4年後には別れる。
1953年-
版画や素描を専らとし、「画家とモデル」のテーマに取り組んだ。
1954年
ジャックリーヌと生活を始める。7年後に正式に結婚。
1962年
ニューヨーク近代美術館で「ピカソ生誕80周年」展。
1968年
「347シリーズ」の版画制作。
1970-71年
「156シリーズ」の版画制作。
1973年
ムージャンで死去。